防火壁装ラベルと防炎ラベル

建築基準法で定めた「内装制限」に基づき施工された壁装工事（内装仕上げ）に対して貼るラベルです。
壁紙の防火性能は下地素材と施工方法との組み合わせによって認定されたものです。国土交通大臣が定めた、または認定した不燃、準不燃、難燃の各材料に性能分類されています。当組合では「防火壁装施工管理者講習会」を開催し受講者を「壁装施工管理者」として登録し、該当者からの申請のみにラベルを発行しています。「壁装施工管理者」の登録期間は3年で更新毎に講習受講が必要です。
防火壁装ラベルには施工・管理した事業者名が記載されます。

消防法で定められた防炎物品（カーテン類やカーペット類）に対して貼るラベルです。
材料ラベルのついた防炎原反（生地）を裁断・施工・縫製した者が、完成品の防炎性能を保証するための表示です。防炎表示は消防庁（委託先は日本防炎協会）に登録申請した登録表示者のみ可能です。
当組合では組合員で且つ登録表示者からの申請のみにラベルを発行しています。防炎ラベルには消防庁登録番号が記載されます。
「防炎業務講習」は原則として「防火壁装施工管理者講習会」の際に同時に行っています。

※防炎ラベルの受給には、消防庁の登録確認機関「日本防炎協会」への申請が必要です。
日本防炎協会のWebページを参照して登録してください。